毎日やっているのに意味を考えていない
陸上部に入ると、多くの選手が毎日のように流しを行います。
しかし、
「流しは何のためにやるの?」
と聞かれると、意外と答えられない選手も多いように感じます。
おそらく一番多い答えは、
「身体を温めるため」
ではないでしょうか。
もちろん結果的には身体も温まります。
ただ、私はそれが一番の目的だとは思っていません。
私にとって流しは確認の時間
私にとって流しは、
その日の走りの調子や感覚を確認する時間です。
今日は身体が軽いのか。
重いのか。
接地の感覚はどうか。
腰の切り替えはどうか。
そういったことを確認しています。
だから私は、
何も考えずに流すことはあまり良いことだと思っていません。
流しはただ走る時間ではなく、
自分の状態を確認する時間だからです。
実はジョグも同じ
流しだけではありません。
私はジョグもウォームアップだとはあまり考えていません。
もちろん結果的には身体は温まります。
しかしジョグをしながらも、
足と腕のタイミングはどうか。
加重のタイミングはどうか。
身体は重くないか。
そんなことを確認しています。
私の中では、
アップの多くが確認と修正の時間です。
身体を温めることは結果であって、目的ではありません。
調子が悪い日は流しで分かる
流しをしていると、
「あ、今日は何か違うな」
と感じることがあります。
私の場合は、
足から返ってくる地面の反発の感覚が悪い時です。
そんな時は、
軸がぶれているのかもしれません。
加重が弱くなっているのかもしれません。
そうやって原因を考えながら、その日の動きを修正していきます。
よくある失敗
よく見るのが、
何も考えずに流している選手です。
ただ決められた距離を走る。
ただ身体を温める。
それだけになってしまう。
しかし、それではせっかくの確認の機会を失ってしまいます。
私は流しの本数そのものより、
何を感じながら走ったのかの方が大切だと思っています。
最後に
流しにはウォームアップの意味もあると思います。
ただ、そのためだけならもっと効率の良い方法はたくさんあります。
わざわざ走るのは、
今日の自分の走りを確認するためです。
私は流しを、
身体を温める時間ではなく、
走りを点検する時間だと思っています。
だから流しをする時は、
ただ走るのではなく、
今日の自分がどう動いているのかを感じながら走ってみてください。
関連記事









コメント