指導論

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指導者にとって才能はロマンである

指導者をやっていると、「才能は関係ない」という言葉を聞くことがあります。気持ちは分かります。努力は大切です。考えることも大切です。しかし私は正直に言うと、才能には価値があると思っています。むしろ好きです。指導者にとって才能はロマンだからです...
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思考をやめた瞬間が終わりだと思う

私は選手を見ていて、「終わったな」と思う瞬間があります。それは負けた時ではありません。自己ベストが出なかった時でもありません。引退した時でもありません。思考をやめた時です。私は結果だけで選手を評価していない例えば、地区大会で負けた選手がいた...
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なぜ私は試合後すぐに分析を始めるのか

私は試合が終わると、できるだけ早く選手に話を聞くようにしています。その姿を見て、「もう分析しているんですね」と言われることがあります。確かに分析もしています。しかし、実は最初にやっていることは動画を見ることではありません。選手に「どうだった...
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指導者は動画の何を見ているのか

選手から動画が送られてくると、「どこが悪いですか?」と聞かれることがあります。しかし正直に言うと、フォームのミスを見つけるだけならそんなに時間はかかりません。接地が前なのか。腰の切り替えが遅いのか。上体が起きるのが早いのか。そういった現象そ...
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なぜ同じ練習をしているのに成長速度が違うのか

私はこれまで、多くの選手を指導してきました。その中でずっと不思議だったことがあります。同じ練習をしているのに、なぜか成長速度が違うのです。同じメニュー。同じ指導。同じ環境。それなのに、どんどん伸びる選手もいれば、なかなか伸びない選手もいる。...
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気付いたら文化を残した世代になっていた

県大会が終わった。毎年この時期になると、「この代はどんな世代だったのだろう」と考える。全国大会へ行った世代もあった。県大会で活躍した世代もあった。では今年の3年生はどうだったのか。もちろん、この世代にも速い選手はいた。100m11秒台前半の...
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教育とは「当たり前を作ること」だと思う

私は長い間、「自分は教育をしていない」と思っていました。陸上競技の指導はしている。走り方の話もする。練習も考える。しかし、教育をしているつもりはありませんでした。ところが最近、自分の指導を振り返る機会がありました。そこで気付いたことがありま...
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なぜ私は全員にフォアフット接地を教えないのか

導入陸上競技をしていると、「フォアフット接地が良い」という話を聞くことがあります。実際、世界で活躍するスプリンターを見ると、フォアフット接地の選手は多く見えます。しかし私は、高校生を指導する際に最初から全員へフォアフット接地を教えることはあ...
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伸びる選手は「聞いて、考えて、動く」が速い

私はこれまでたくさんの選手を見てきた。その中で、「この子は伸びそうだな」と思う選手には共通点がある。タイムではない。身体能力でもない。才能でもない。それは、聞いて、考えて、動くまでが速いということである。素直な選手が伸びるとは限らない陸上界...
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私は高校生に「伸びなかった」という言葉を使いたくない

他校の先生と話していると、「中学の時は速かったんだけどな」「あんまり伸びなかったんだよな」という話を聞くことがある。もちろん悪気があって言っているわけではない。指導は難しい。私だって毎年悩んでいる。それでも、その言葉を聞く度に少しモヤモヤす...