短距離

接地音が大きいのは悪いことなのか

陸上競技をしていると、「接地音が大きいのは悪いことですか?」という質問をよく見かける。結論から言うと、私は接地音が大きいこと自体は問題ではないと思っている。大切なのは音の大きさではなく、どんな音がしているかである。接地音だけで多くのことが分...
短距離

流しは何本やればいいのか

陸上競技をしていると、「流しは何本やればいいですか?」という質問をよく見かける。しかし私は、流しは本数で考えるものではないと思っている。なぜなら流しには目的があるからだ。流しの目的とは何か私が流しを行う目的は主に二つである。・フォーム確認・...
競技人生

100m後半失速の原因を考えたら、体力不足ではなかった

100mを走っていて、「前半は良かったのに後半で失速した」という経験はないだろうか。私自身、最近の地区総体で11.61を記録した。走り終わった直後は、単純に体力不足だと思った。しかし動画を見返し、自分なりに分析を進めていくと、少し違う結論に...
指導論

指導者にとって才能はロマンである

指導者をやっていると、「才能は関係ない」という言葉を聞くことがあります。気持ちは分かります。努力は大切です。考えることも大切です。しかし私は正直に言うと、才能には価値があると思っています。むしろ好きです。指導者にとって才能はロマンだからです...
指導論

思考をやめた瞬間が終わりだと思う

私は選手を見ていて、「終わったな」と思う瞬間があります。それは負けた時ではありません。自己ベストが出なかった時でもありません。引退した時でもありません。思考をやめた時です。私は結果だけで選手を評価していない例えば、地区大会で負けた選手がいた...
指導論

なぜ私は試合後すぐに分析を始めるのか

私は試合が終わると、できるだけ早く選手に話を聞くようにしています。その姿を見て、「もう分析しているんですね」と言われることがあります。確かに分析もしています。しかし、実は最初にやっていることは動画を見ることではありません。選手に「どうだった...
指導論

指導者は動画の何を見ているのか

選手から動画が送られてくると、「どこが悪いですか?」と聞かれることがあります。しかし正直に言うと、フォームのミスを見つけるだけならそんなに時間はかかりません。接地が前なのか。腰の切り替えが遅いのか。上体が起きるのが早いのか。そういった現象そ...
短距離

なぜ接地が前になってしまうのか

「接地が前に着いている」高校生の動画を見ると、よく感じることがあります。そして選手自身も、「接地が前ですね」と話すことがあります。しかし私は、「接地を後ろにしろ」とは言いません。なぜなら接地は原因ではなく、結果だからです。今回は、なぜ接地が...
自分を指導してみた

【技術解説】自分を指導してみた③

11.61のレースで分かった本当の課題先日、100mに出場しました。結果は11.61(-2.0)。決して満足できるタイムではありません。しかし今回のレースで私が気になったのはタイムそのものではありませんでした。「思ったより遅い」という違和感...
短距離

前傾ができない選手は3種類いる

「前傾姿勢を作りましょう」短距離ではよく聞く言葉です。しかし私は、前傾ができていない選手には大きく3種類いると思っています。なぜなら、同じように見える「前傾不足」でも、原因が全く違うからです。原因が違えば、当然改善方法も変わります。今回は私...