流しは何本やればいいのか

短距離

陸上競技をしていると、

「流しは何本やればいいですか?」

という質問をよく見かける。

しかし私は、流しは本数で考えるものではないと思っている。

なぜなら流しには目的があるからだ。

流しの目的とは何か

私が流しを行う目的は主に二つである。

・フォーム確認

・スパイク確認

である。

身体を温めるためではない。

もし流しの段階でまだ身体が動いていないのであれば、その前のジョグや動的ストレッチ、ドリルなどのアップが不足している可能性がある。

私は流しをアップではなく、確認作業として考えている。

私は何本やるのか

私の場合は、

・ランニングシューズで120mを1本

・スパイクで120mを1本

基本的にはこれで十分である。

もちろん本数や距離を真似してほしいわけではない。

大切なのは、

「何本やるか」

ではなく、

「何を確認するか」

だからである。

私は120mを2本走れば、その日の身体の状態を十分確認できる。

なぜ120mなのか

120mという距離にも理由がある。

80mでは少し短い。

100mでは動きが直線的になりやすい。

逆に150mになると少し長い。

私にとって120mは、

身体の状態やフォームを確認するにはちょうど良い距離である。

流しの強度はどのくらいか

私の場合は70〜80%程度で行うことが多い。

ただし基準はスピードではない。

私が基準にしているのは、

「綺麗なフォームを再現できるギリギリの出力」

である。

速く走ることが目的ではない。

動きを確認することが目的だからだ。

違和感があった時はどうするのか

私は違和感があったからといって、流しを何本も追加することはほとんどない。

むしろその場で動画を確認する。

そして、

・どこがおかしかったのか

・なぜそうなったのか

を考える。

必要ならその場で動きを修正する。

もう一本走って感覚で解決しようとはあまり考えない。

時間も体力も有限である

私は、

時間も体力も有限だと思っている。

原因が分からないまま本数を増やしても、同じ動きを繰り返すだけかもしれない。

それなら動画を確認し、原因を探した方が効率が良い。

これは流しだけではない。

普段の練習でも同じである。

流しは本数より目的が大切

流しを3本やる人もいる。

5本やる人もいる。

それ自体は悪いことではない。

しかし大切なのは、

「なぜその本数なのか」

である。

私は流しを確認作業だと思っている。

だから本数よりも、

フォームを確認できたか。

身体の状態を確認できたか。

その方が重要だと思っている。

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