「ストライドとピッチはどちらが重要ですか?」
指導をしていると、よく聞かれる質問です。
結論から言うと、どちらも重要です。
なぜなら走るスピードは、
ストライド × ピッチ
で決まるからです。
ストライドだけを伸ばしても、ピッチが落ちれば意味がありません。
逆にピッチだけを上げても、ストライドが小さくなれば意味がありません。
だから私は、どちらが重要かという考え方をあまりしません。
私はストライド型だった
私はどちらかというとストライド型の選手でした。
感覚としては、
「足を前へ振り出す」
タイプです。
もちろんピッチも重要ですが、私の場合はストライドの比重が少し大きかったと思います。
あえて数字で表すなら、
ストライド6
ピッチ4
くらいです。
そのため、競技を続ける中ではピッチを上げることも考えていました。
接地時間を短くすることも、その一つでした。
教え子はピッチ型だった
一方で、私が指導していた10秒87の選手は少し違いました。
彼はどちらかというとピッチ型です。
感覚としては、
「足を前へ振り出す」
というより、
「足を下へ振り下ろす」
タイプでした。
数字で表すなら、
ストライド4
ピッチ6
くらいの印象です。
しかし、だからといって私は彼に
「もっとストライドを伸ばせ」
とは言いませんでした。
なぜなら、それが彼の武器ではなかったからです。
ストライド派かピッチ派か
ここで勘違いしてほしくないことがあります。
ストライド型が優れているわけでもありません。
ピッチ型が優れているわけでもありません。
実際に私はストライド型でした。
教え子はピッチ型でした。
それでもどちらも結果を出しています。
大切なのは、
ストライド派かピッチ派か
ではありません。
自分がどちらの特徴を持っているのかを知ることです。
積を大きくする
私は、
ストライド × ピッチ
という考え方を大切にしています。
例えば、
ストライドを伸ばした結果、ピッチが大きく落ちた。
これでは意味がありません。
逆に、
ピッチを上げた結果、ストライドが極端に小さくなった。
これも意味がありません。
重要なのは、
どちらを伸ばしたら積が大きくなるのか。
です。
その答えは選手によって違います。
だから私は、
「ストライドを伸ばせ」
とも、
「ピッチを上げろ」
とも簡単には言いません。
まずは、その選手の武器を探します。
まとめ
ストライドとピッチはどちらが重要なのか。
私の答えは、
「どちらも重要」
です。
なぜなら速度は、
ストライド × ピッチ
で決まるからです。
そして、選手によって武器は違います。
ストライド型の選手もいます。
ピッチ型の選手もいます。
大切なのは、
どちらが正しいかを選ぶことではありません。
自分がどちらの特徴を持っているのかを知り、
ストライドとピッチの積を大きくしていくことだと思います。
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