短距離

「腕を振れ」とはどういう意味なのか

陸上を始めると必ず言われる陸上を始めると、多くの選手が一度は言われます。「もっと腕を振れ」私も言われてきました。しかし高校生の頃は正直よく分かりませんでした。腕を一生懸命振っても速くならなかったからです。腕を振るとは腕を動かすことではないま...
指導論

卒業生が帰ってくるのは、チームを一緒に作ったからかもしれない

卒業生はなぜ帰ってくるのだろう私のチームには卒業生がよく顔を出します。競技を続けている選手もいます。続けていない選手もいます。試合の日に来ることもあります。練習に混ざることもあります。後輩と話をしたり、近況を報告したりしています。正直なとこ...
指導論

なぜ私は選手に練習メモを書かせるのか

最初はそこまで深く考えていなかった私のチームでは練習メモを書いています。練習が終わった後、その日の内容や気付いたことを記録します。今では当たり前になっていますが、最初から明確な目的があったわけではありません。私自身が競技者として練習メモを書...
指導論

私が「まだ伸びる」と思う選手の共通点

タイムだけでは伸びしろは分からない私は選手を見る時、タイムだけで判断していません。もちろん記録は大切です。しかし、その選手が今後どこまで伸びるのかはタイムだけでは分からないと思っています。これまで多くの選手を見てきました。早い段階で好記録を...
指導論

元日本代表の監督に言われたことは高校時代と同じだった|10秒87の選手の話

私は高校の短距離選手を指導しています。指導をしていると、「この教え方で本当に合っているのだろうか」と思うことがあります。特に高校生を相手にしていると、もっと上のレベルでは違うことを教えているのではないかと思うこともあります。そんな中、少し安...
指導論

私は陸上に業務改善を持ち込んでいた

考える選手は伸びると思っていた私はこれまで、「考える選手は伸びる」と思っていました。実際、自分で考えられる選手は伸びることが多かったからです。しかし指導を続ける中で、ある違和感を覚えるようになりました。考えているのに伸びない選手がいるのです...
指導論

「インターハイに行きたい」だけでは弱い

私は選手によくこう聞きます。「高校3年間で何を成し遂げたい?」すると、「インターハイに行きたいです」「東北大会に出たいです」という答えが返ってきます。もちろん素晴らしい目標です。でも、私はそこで必ずもう一つ質問をします。「それは何cm?」「...
指導論

なぜ私は「地面を蹴れ」と言わないのか

短距離をやっていると、一度は「地面を蹴れ」と言われたことがあると思います。実際、私も何度も聞いてきました。しかし私は選手に対して「地面を蹴れ」とは言いません。なぜなら、その言葉が選手の動きを悪くしてしまう可能性があるからです。今回は私が「地...
競技人生

引退試合で「勝てない」と思ったら自己ベストが出た話

高校3年の県総体準決勝。私にとって高校陸上最後のレースでした。当時の自己ベストは11秒16。決勝進出を目指していましたが、そのレースで私は初めて不思議な経験をします。「勝てない」と思った瞬間に力が抜け、結果として自己ベストが出たのです。当時...
指導論

才能はタイムでは分からない

指導をしていると、「この選手は才能がありますか?」と聞かれることがあります。私自身、選手を見る時に将来性を感じることはあります。ただ、その判断基準はタイムではありません。むしろタイムだけを見ていると見落としてしまうものがあると思っています。...